外国人・外国会社による会社設立時にチェックすべき経営情報はこちら
新規設立
日本人の起業への足取りは重いと言われますが、経済活性化のためにも経済政策上は起業家やベンチャー企業の創出が後押しされているんです。
日本では、会社成立前に資本金を振り込む必要がありますが、会社成立後に資本金を振り込めばよいとされている国もあります。
そのため、外国人や外国会社に対して、設立までの手順を十分に説明し、理解してもらうことが重要です。
取締役の全員を外国人、外国在住日本人とすることも登記上は可能とされています。ですが、こうした会社の場合、銀行口座の開設が難しいようです。
会社設立は目的であり、手段ではありませんので、この点を踏まえてご検討ください。
CHECK POINT
株式会社、合同会社などの際を検討されましたか?
類似商号などの問題はありませんでしょうか?
ビル名や階数や部屋番号の記載を検討していますか?
許認可や銀行口座開設を想定して決定していますか?
役員任期への検討をされていますか?
消費税や事業規模など運営上の想定をされていますか?
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INFORMATION
外国人や外国会社による設立において検討すべきは法務だけではないでしょう。
日本の商慣習を把握したり有利な経営を行うためのサポートは意外と低コストで受けられるかもしれません。
十分な情報のもとで検討されることをオススメします。
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外国人や外国会社が日本で法人を設立する場合、外為法上の手続きが必要となります。この手続きは、法務局とは別個の手続きになりますし、案内される機会も少ないですが、必要不可欠な事項ですので、ご注意ください。
外国人が会社を設立する場合であっても、資本金額に(登記上の)制限はありませんので、自由に資本金額を決定することができます。しかし、過小資本税制という税務上の制限がありますので、注意をする必要があります。
過小資本税制とは、海外の関連企業との間において、出資に代えて貸付けを多くすることによる租税回避を防止するため、外国親会社等の資本金額の3倍(原則)を超える負債には支払利子の損金算入を認めない、とする制度です。
詳細につきましては、税理士にご相談ください。
最近は、日本の労働法規の取り扱いが大変に厳しくなっています。従業員からの申し出によって多額の労働債務が生じることもありますので十分な対応が必要であります。
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日本では、新たな事業を後押しするような補助金や助成金などもあります。
これらの活用をサポートするサービスもありますのでご検討してください。
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TEL:03-3433-3780